こんにちは、Shinです!
1970年代に活躍した某アイドル歌手グループの曲中にある「もうすぐ春ですね」というフレーズがピッタリ当てはまる今の時期ですが、皆さんいかがお過ごしですか?
僕は花粉症の症状による若干の鼻のムズムズ感を感じながらも、毎日充実した日々を過ごしています。
さて、昔から「春は出会いと別れの季節」と言いますが、ちょうど今月の初旬ぐらいに、僕にとって「これからもずっと大切にしていきたい」という出会いがあったんです。
その出会いの舞台となったのは、僕の地元の駅。
改札階から地上階へと続くエレベーターを降りた所でした。
エレベーターのドアが開き、電動車イスを発進させた時、前方から「兄ちゃん、いっつも頑張ってるな。よう見てるで」という男性の声が。
そう。
ただ僕が気付いていなかっただけで、その男性はほぼ毎日僕の姿を目撃していたんです。
聞けば男性は現在80歳代後半で、何と生まれてから現在までずっとこの街で暮らしているそうで、言うなれば人生はもちろんのこと「地元の大先輩」です。
そして会話の中で男性はしきりに「兄ちゃんみたいな人がそうやって頑張ってるのを見たら、ワシもまだまだ負けてられへんと思うと同時にPOWERを貰うんや」と繰り返していて、そのたびに「いや、そんな」と謙遜してしまいましたね。
それからも何度か僕の仕事帰りに駅でお見掛けし、そのたびに様々な話をしたんですが、いつも「おう。仕事はどや、順調か?」「気いつけて帰りや」といった言葉をかけてくれるので、とても温かい気持ちになります。
また前回お会いした際には「ワシも今までこの街でいろんな人間を見てきたから言えるんやけど、兄ちゃんは人間がええわ。こうやって喋っとったらよう判る」というお褒めの言葉と共に「いずれお互い都合が合うたら2人して喫茶店でコーヒーでも飲みながら、もっとじっくり喋りたいな」とおっしゃってくれたんですよ。
確かにこれまで何度となくお会いし、いろんな話をしていることは事実ですが、まさかそこまで僕という人間に興味・関心を持ってくれているとは思わなかったので、その言葉を聞いた時はビックリした反面、とても嬉しかったですね。
出会いと別れの季節と言われるこの時期に、突如訪れた嬉しい出会い。
僕の中で「人との出会いは一期一会」という思いがあるので、その思いを胸にこの出会いをこれからも大切にしていきたいと思います!